鍵シリンダーの防犯性について
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2022/08/01
コラム
「自宅の防犯性を高めたい」とお考えの方は多いでしょう。
新たな鍵の取り付けを検討されている方は、防犯性の高い鍵シリンダーを選ぶことが重要です。
そこで今回は、鍵シリンダーの防犯性についてご紹介いたします。
▼シリンダーの意味
シリンダーは、英語で「円筒」という意味があります。
日本では、鍵穴・自転車の部品・管楽器の部品・エンジンの部品などがシリンダーと呼称されます。
▼鍵シリンダーとは
鍵シリンダーとは、鍵をさしこんで回すタイプを意味します。
鍵穴に適切な形の鍵をさしこむと、かんぬきが動き開錠する仕組みです。
一般家庭の玄関鍵として、多く採用されています。
種類が豊富で、特徴により防犯性が異なります。
■ディスクシリンダー・ピンシリンダー
ディスクシリンダー・ピンシリンダーは、古くから存在する種類です。
シンプルな構造のため、5分以内のピッキングで開錠できてしまいます。
防犯性能が低いため、新築への取り付けは現在禁止されています。
■ロータリーディスクシリンダー
ロータリーディスクシリンダーは、ディスクシリンダーを進化させた種類です。
鍵の両面が、ギザギザしている特徴があります。
ディスクシリンダーと仕組みは同じですが、ピッキングがしにくい構造に改良されています。
■ディンプルシリンダー
ディンプルシリンダーはピッキングに強く、防犯性能が高い種類です。
シリンダーの四方八方にピンが仕掛けられているため、数億通りものパターンが存在します。
合鍵をつくるのにも特殊な機器が必要になります。
▼まとめ
今回紹介した3つの鍵シリンダーは、住宅の玄関で多く採用されています。
空き巣対策には、防犯性の高い鍵シリンダーを選びましょう。
また玄関以外の侵入経路も空き巣対策を行っておくことで、より防犯性を高められますよ。